風邪の時は風呂に入らない方が良いと言われていますが、これは昔の話です。

お風呂に入るとリラックスでき、体全体の血行が良くなって体を温めることができます。お風呂の湯気が鼻や喉を保湿してくれるので、鼻づまりの解消や喉の痛みの緩和も期待できるため、風邪の時のお風呂は良いものです。

下痢のときも同じように、お風呂には入ったほうが良いです。ただし、下痢の原因やタイプによっては控えたほうが良い場合もあります。

ストレスによる下痢

  • 過敏性腸症候群
  • ストレスが原因で下痢
  • お腹が冷えて下痢

上記のような細菌やウイルスが関係していない下痢の場合、お風呂に入ることで症状が改善することが多いため、しっかりと湯船に浸かった方が良いです。

ストレスが原因で下痢をしてしまったら、少し熱めのお湯に入るのがオススメです。熱めのお湯は交感神経を刺激するので、腸の働きが抑えられ、下痢の症状が改善します。

逆に、ぬるいお湯は下痢を悪化させます。ぬるいお湯にはリラックス効果があり、副交感神経が優位になるため、腸の動きを活発化させてしまいます。

人によっては熱いお湯で下痢をしてしまうこともある

人によっては熱いお湯が原因で下痢になってしまうこともあります。

過敏性腸症候群やストレスで起こる下痢は自律神経が乱れるために起こるのですが、自律神経の乱れと言っても症状は人それぞれですし、どのような状態になっているのかを目で確認することはできません。

そのため、多くの人に良いと言われていることが、ある人にとってはダメな場合もあります。

お風呂も同じで、過敏性腸症候群の人にとって熱めのお湯は良いはずなのに、かえって下痢が酷くなることもあります。

これは、腸に強く影響しすぎて、ストレスを受けた時と同じように腸が活発に動いてしまうからです。そういう時はぬるめのお湯にしてみると症状が改善する可能性があります。

胃腸炎や風邪で下痢

胃腸炎(食中毒)や風邪など、感染性の下痢の場合は、必ずしも入れば良いとは限りません。

お風呂は血行を良くしてくれますが、それだけ体も働いているということです。汗をかくのにもたくさんのエネルギーを使います。

風邪や胃腸炎で体が弱っている時にお風呂に入ってしまうと、ただでさえ少ない体力を使いきってしまうことになるので、元気が無い時や高熱が続いている時は入らないようにしましょう。

微熱程度で、体力もさほど消耗していないのであれば入ったほうが良いです。体を清潔にすれば治りも早くなりますし、下痢が続くとおしりもかぶれてしまいますから、シャワーで清潔にしましょう。

家族がいる場合は湯船に注意

一人暮らしなら特に気にせず湯船に浸かっても大丈夫ですが、家族と一緒に暮らしている場合、感染する可能性があります。

シャワーなら心配する必要はありませんが、湯船に浸かるときは入念に体を洗うようにし、できれば一番最後に入ったほうが良いです。

お風呂のお湯程度の温度ではほとんど殺菌できませんので、肛門に菌が付着した状態で入浴してしまうと、お風呂の中にウイルスや細菌が残ってしまいます。

うつる

湯冷めの心配は?

下痢の時にお風呂に入ると、湯冷めしてお腹が冷えてしまうと心配になるかもしれません。しかし、お風呂あがりの湯冷めも昔の話です。

昔の日本のお風呂は離れにあったり、銭湯で入るのが一般的でした。そのため、風邪を引いている時にお風呂に入ると湯冷めしてしまい、症状が悪化することが多かったのです。

お風呂上がりに厚着をするのは危険

湯冷めを心配するよりも、お風呂上がりの行動に注意しましょう。

お風呂あがりは体温が上がって火照っている状態です。そのまま厚着をしたり、布団に潜ると、必要以上に汗をかいてしまい、体が冷えてしまいます。

お風呂から上がってすぐに布団に入るのではなく、少しクールダウンさせましょう。

善玉菌を増やして下痢を改善する

慢性的な下痢の主な原因は、ストレスや生活習慣の乱れによって起きた腸内バランスの悪化です。下痢を改善するには、腸内環境の改善が欠かせません。

乳酸菌は善玉菌のエサになり、悪玉菌を抑制します。普段からストレスを感じていたり、通勤や通学途中でゴロゴロ、トイレを探すのが日課になっているという人は、乳酸菌を始めてみましょう。

乳酸菌は毎日続けないと意味がありません。ヨーグルトを買ってもすぐに食べ忘れてしまったり、買い忘れてしまう人はサプリメントがおすすめです。