梅干しは下痢に効果があります。梅干しにはクエン酸が豊富に含まれており、整腸作用と殺菌作用で下痢を改善します。

梅干しに含まれるクエン酸量は、1粒あたり0.3グラム前後です。レモンに含まれるクエン酸は100グラムあたり2.4グラムなので、レモンよりも梅干しのほうがクエン酸の量が多いです。(1粒10グラム)

クエン酸の効果

梅干しにたくさん含まれているクエン酸は、悪玉菌の繁殖を抑える働きがあります。

悪玉菌はアルカリ性で活発的になり、繁殖します。また、腸内をアルカリ性にする働きも持っているため、悪玉菌が増えると、善玉菌は勢力を弱めてしまいます。

腸内環境が悪い人は、腸内のpHが中性~アルカリ性です。これをクエン酸によって酸性にすることで、悪玉菌の働きを抑えることができます。

善玉菌はアルカリ性を苦手としているため、腸内がアルカリ性の時は活動してくれません。酸性の時は活動的になるので、クエン酸で酸性にすると善玉菌が繁殖しやすくなります。

消化不良を防ぐ

酸っぱいものを食べると唾液がたくさん分泌されますが、これも下痢予防に効果的です。

食事の時に梅干しを食べるようにすると、唾液と胃液の分泌が促進されるため、消化不良を防ぐことができます。

消化不良は悪玉菌を増やします。消化に時間がかかるとそれだけ長い時間体内に食べ物が留まることになり、体内で腐敗します。

腐敗した食物は悪玉菌を増やすだけでなく、善玉菌の働きを抑制します。油っこいものや肉を食べ過ぎた日は、梅干しも食べると良いでしょう。

梅肉エキスと梅干しはどっちが良い?

梅肉エキスは梅の成分を取り入れるのに適しています。梅肉エキスは梅を何時間も煮詰めて作ったもので、梅干しの成分が何十倍にも凝縮されています。

梅干しにはたくさんの塩分が含まれているので、塩分の過剰摂取が気になる場合は梅肉エキスを使うのも良いと思います。

また、梅肉エキスならお湯に溶いて飲むこともできますし、ヨーグルトと混ぜれば乳酸菌も一緒に摂取できるので、下痢予防には非常に効果的です。

カリカリ梅で代用できる?

カリカリ梅も梅干しと同じく梅なので、クエン酸は摂取できます。しかし、それ以上にカリカリ梅にはたくさんの添加物が入っているため、下痢の時に食べるのはあまりオススメできません。

中国産が多いのもオススメできない理由の1つです。

無添加で国産のカリカリ梅もありますが、コンビニやスーパーで売られている一般的なカリカリ梅は、添加物が多く中国産です。健康を考えるなら控えたほうが良いでしょう。

健康のためにクエン酸を摂取しているはずが、添加物のせいで下痢が酷くなることもあります。

胃が悪い時には食べないほうが良い

クエン酸は摂り過ぎても副作用が出ることは確認されていませんが、胃の調子が悪い時には控えましょう。

これは梅干しに限らず酸っぱい食べ物全般に言える事なのですが、胃酸が出すぎてしまうため、胃が炎症を起こしている時に食べると症状が悪化する可能性があります。

善玉菌を増やして下痢を改善する

慢性的な下痢の主な原因は、ストレスや生活習慣の乱れによって起きた腸内バランスの悪化です。下痢を改善するには、腸内環境の改善が欠かせません。

乳酸菌は善玉菌のエサになり、悪玉菌を抑制します。普段からストレスを感じていたり、通勤や通学途中でゴロゴロ、トイレを探すのが日課になっているという人は、乳酸菌を始めてみましょう。

乳酸菌は毎日続けないと意味がありません。ヨーグルトを買ってもすぐに食べ忘れてしまったり、買い忘れてしまう人はサプリメントがおすすめです。