下痢になると、食べたものがそのままの形で出てきたり、数時間前に食べたものがすぐに出てきてしまうので、体は大丈夫なのかな?栄養不足になったりしないかな?と心配になってしまいます。

さらに気になるのが薬の効果。薬を飲んですぐに下痢になると、薬がそのまま流れてしまうのではないかと心配になってしまいますよね。

ほとんどの場合は問題ない

経口薬(飲み薬)の場合、飲んですぐに下痢になったからといって効果が無くなることはまずありません。

口から入れた薬は胃や腸の中で溶けて、小腸で吸収されます。下痢というのは大腸のぜん動運動が活発になって起こるので、薬を吸収する小腸に影響が出ることはあまりないのです。

もちろん、小腸が原因で起こる下痢もあります。小腸が弱って水分の吸収ができなくなると、便の水分量が増えて下痢になります。しかし、この場合でもほとんど心配ありません。

普段よりも吸収する能力は落ちてしまいますが、それでも0ではありません。100%吸収できなくなるわけではありませんので、薬の成分は小腸からちゃんと吸収されます。これについては、栄養の吸収と同じです。

便は通常1日前のものが出ています。イメージとしては、腸に溜まっている便が、口から入れた食べ物によって押し出されるようなイメージです。(厳密には全然違いますが、あくまでもイメージでは。)

つまり、今食べたものがすぐに下痢として出ているわけではないのです。

ですから、薬を飲んですぐに下痢をしても、まだ薬は体の中に残っています。そのまま数時間ずっと水下痢が出続ける場合は問題ですが、1度や2度の下痢であれば特に心配しなくても大丈夫です。

排泄物になっている時点でちゃんと吸収されている

どうしても心配な時は、排泄物を確認してみましょう。茶色い便として出ていれば、たとえ下痢であっても薬はちゃんと吸収されています。

問題となるのは、カプセルや錠剤がそのまま出てしまっている場合です。もし、便の中に形が残った薬を見つけたら、ちゃんと薬の効果が出ていない可能性があるので、主治医に相談しましょう。

また、胃腸炎に多い嘔吐も要注意です。薬が胃の中にある状態で嘔吐すると、腸まで薬が届いていませんから、効果は無くなってしまいます。

座薬も同様です。座薬を入れてすぐに下痢をすれば、当然体外に出てしまうため、効果はほとんどありません。

善玉菌を増やして下痢を改善する

慢性的な下痢の主な原因は、ストレスや生活習慣の乱れによって起きた腸内バランスの悪化です。下痢を改善するには、腸内環境の改善が欠かせません。

乳酸菌は善玉菌のエサになり、悪玉菌を抑制します。普段からストレスを感じていたり、通勤や通学途中でゴロゴロ、トイレを探すのが日課になっているという人は、乳酸菌を始めてみましょう。

乳酸菌は毎日続けないと意味がありません。ヨーグルトを買ってもすぐに食べ忘れてしまったり、買い忘れてしまう人はサプリメントがおすすめです。