下痢の時に飲むと良いもののひとつに紅茶がありますが、特にレモンティーが効くという話をよく耳にします。

実際に、レモンティーを飲んでお腹の調子が良くなったという声や、下痢になりそうな時にレモンティーを飲んで難を逃れたという声もあります。

紅茶ならなんでも良い

レモンティーが下痢に効果があるのは、レモンの効果ではなく、紅茶の効果によるものです。

下痢に効果があるのは、紅茶に含まれるタンニンという成分によるものなので、レモンティーだけでなく、ピーチティーやアップルティーでも同じ効果があると考えられます。

タンニンの下痢に対する働き

紅茶に含まれるタンニンは、下痢止めにも使われている成分です。収れん作用があり、腸の粘膜を保護します。

刺激から腸を守り、粘膜から出る分泌物を減らす働きがあるため、便の硬さも調整してくれます。

腸の動きを弱める働きもあるので、過敏性腸症候群のような、腸の動きが活発化してしまうタイプの下痢にも効果があるとされています。

むしろレモンティーで下痢になる?

レモンティーは必ずしも下痢に良いとは限りません。逆に、下痢を悪化させてしまうこともあります。

レモンに含まれるビタミンCは、過剰摂取すると腸のぜん動運動が活発になり、下痢を起こします。

レモンティーを飲んだぐらいでは過剰摂取にはなりませんが、普段からお腹が弱い方や、現在進行形で下痢を起こしている方は、できるだけ控えたほうが良いでしょう。

下痢をどうにかしたい時の紅茶の飲み方

お腹の調子を整えるために紅茶を飲むのであれば、いくつか注意することが有ります。

  • 温かいものを飲む
  • ストレートティーの無糖を選ぶ
  • 飲み過ぎない

いくら下痢に効果があるとはいえ、冷たいものを沢山飲めば下痢をします。温かいストレートティをゆっくり飲みましょう。

できれば市販のものは避けたほうが良いです。砂糖が入っているので、下痢が酷くなる可能性があります。砂糖は体を冷やし、下痢を引き起こします。

また、添加物も同じように下痢を引き起こします。現代で添加物が入っているものを全て避けるのは難しいですが、下痢の時ぐらいはなるべく摂取しないようにしましょう。

すぐに効果が出る?

紅茶は薬ではないので、すぐに効果が出るものではありません。下痢止めのような即効性を求めるのであれば、素直に下痢止めを服用しましょう。

人によってはすぐに効果が出る場合もあるようですが、その場合は別の要因が考えられます。

プラシーボ効果

いわゆる思い込み効果です。紅茶は下痢に効果があると思い込むことで、飲んだだけで安心してストレスが緩和し、下痢がすぐに改善することがあります。

お腹が温まったから

冷えが原因の腹痛や、過敏性腸症候群の下痢の場合、腸が活発に動いて下痢になります。お腹を温めると腸の動きがゆっくりになるため、腹痛とともに下痢が治まってくるのです。

つまり、紅茶を飲んですぐに腹痛が治まったというのは、思い込みか、お腹を温めたことによる効果である可能性が高いということです。

お腹がいたい時、ゆっくりと体を休めながら紅茶を飲むのはリラックス効果もあるため、非常に効果的です。

しかし、毎日のように下痢をしたり、ストレスに弱く下痢をしやすいという場合、腸内環境の乱れや腸内細菌バランスの乱れによって引き起こされている可能性がありますので、サプリメントなどの摂取を始めてみることをおすすめします。

善玉菌を増やして下痢を改善する

慢性的な下痢の主な原因は、ストレスや生活習慣の乱れによって起きた腸内バランスの悪化です。下痢を改善するには、腸内環境の改善が欠かせません。

乳酸菌は善玉菌のエサになり、悪玉菌を抑制します。普段からストレスを感じていたり、通勤や通学途中でゴロゴロ、トイレを探すのが日課になっているという人は、乳酸菌を始めてみましょう。

乳酸菌は毎日続けないと意味がありません。ヨーグルトを買ってもすぐに食べ忘れてしまったり、買い忘れてしまう人はサプリメントがおすすめです。