下痢の原因がわからないことは多々あります。朝起きてお腹の調子が悪いと、「昨日食べたものが悪かったのかな?」などと思ったりしますが、いくら考えても分からない時があります。

  • 腐ったものは食べていない
  • 体を冷やしたりしていない
  • 食べ過ぎていない
  • 風邪を引いたりしていない

このように、いたって健康で、下痢になるようなことは何もしていないのに下痢になることは珍しくありません。

ただ、こういう下痢には原因が無いのかというとそうではなく、必ず原因があります。体のどこかが不調を表しているサインなので、見逃さないようにしましょう。

考えられる原因

細菌やウイルス

まず考えられるのが、細菌やウイルスによる下痢です。手をしっかり洗わずに物を食べたり、腐っては居ないけど雑菌が繁殖したものを食べたりして下痢になるケースです。

細菌やウイルスや目に見えないので、食べたかどうかの判定ができません。外出してから帰ってきて、手を洗わずになにか食べたり、トイレから出て軽く手を洗っただけで済ませると、細菌を口に入れる可能性も高くなります。

また、スマートフォンやパソコンのキーボード、マウスなどはとても汚いです。スマートフォンの画面は便器よりも汚いと言われるほど細菌が付着しています。

スマートフォンを触りながら食事をするのも下痢になる原因のひとつとして考えられます。

このようなタイプの下痢は、大量の水下痢が出るのが特徴です。体の中に入った毒を排出するために、腸内の水分が多くなるため、透明の下痢が続いたりします。

血便が出たり、熱など別の症状を伴うこともあります。

下痢になりやすい食べ物

腐ったものや雑菌がついたものを食べなくても下痢になる場合があります。

牛乳キシリトールは特に有名で、乳糖不耐症の人が牛乳を飲むと、例外なく下痢をします。キシリトールもお腹をゆるくする成分のひとつですので、たくさん食べ過ぎると下痢になります。

他にも、脂っこいものや刺激の強いもの、砂糖が多く含まれたものなどは下痢を引き起こします。

人によっては、コンビニ弁当で下痢をすることもあります。まさしく私のことなのですが、コンビニ弁当で使われている添加物などが体に合わないため、すぐに下痢を起こしてしまうのです。

このように、人によって合う食べ物と合わない食べ物があります。今までは普通に食べられていたのに、ある日を堺に急に食べられなくなることも珍しくありません。

このタイプの下痢は水下痢ほど酷くなることはありませんが、細菌やウイルスと同じように、原因となるものが排出されるまでは下痢が続きます。

ストレス

意外と気付かないのがストレスです。ストレスも下痢の原因になります。

ストレスの度合いにもよりますが、漠然とした不安感や、ビックリしただけで下痢になることもあります。

「ストレス」と聞くと、とても大きな重圧のようなイメージがあるかと思いますが、とても些細なことでも下痢になります。

私の場合、「集合時間に遅刻する」とか、「財布が見当たらない」というだけですぐにお腹がゴロゴロして下痢になるので、本当に困ったものです。

知らず知らずのうちに体がストレスを感じていることも

自分の脳ではなんとも思っていないのに、体がストレスを感じていることもあります。この場合、「ストレスも無いのにどうして下痢になるんだろう?」と思いがちですが、体のストレスはなかなか気付けません。

例えば、長時間のPC作業は下痢になる原因です。常に神経を使っている状態で緊張しているので、自律神経のバランスが乱れ、下痢になるのです。

他にも、昼夜逆転などの不規則な生活リズムは下痢を引き起こします。腸の活動を司っている自律神経に与える悪影響は、ダイレクトに腸に影響します。

腸は第2の脳と呼ばれるほど重要な場所で、脳以上にストレスを感じると言われています。ですから、自分の脳(意識)では気付いていなくても、腸がストレスを抱えているというケースが非常に多いのです。

このようなタイプの下痢は一過性のものであれば問題ありませんが、慢性化しやすく、常に下痢に悩まされることも少なくありません。

慢性化したストレス性の下痢を「過敏性腸症候群」といい、日本で爆発的に増えている病気のひとつです。

もし、ストレスを感じることが多かったり、原因がわからない下痢が続くようだったら、過敏性腸症候群を疑いましょう。

下痢の原因は多すぎる

腸は非常にデリケートな場所で、少しのストレスで下痢になったり、ちょっと刺激が強いものを食べただけで下痢になったりします。

他にも、空腹状態が続くと下痢になるケースや、食べ過ぎた翌日に下痢をすることもありますので、何が原因だったかを突き止めるのは非常に難しいのです。

ですが、普通の人はそこまで頻繁に下痢をしたり、少しの刺激で下痢になることはありません。ちょっとの刺激で頻繁に下痢をするということは、普通の人よりも腸が弱いことが考えられます。そういう場合は過敏性腸症候群が強く疑われ、治療が必要になります。

下痢が続くと腸内細菌のバランスも乱れていますので、乳酸菌を摂取して善玉菌を増やしたり、精神的なストレスを除去して下痢になりにくい体を作ることが重要です。

善玉菌を増やして下痢を改善する

慢性的な下痢の主な原因は、ストレスや生活習慣の乱れによって起きた腸内バランスの悪化です。下痢を改善するには、腸内環境の改善が欠かせません。

乳酸菌は善玉菌のエサになり、悪玉菌を抑制します。普段からストレスを感じていたり、通勤や通学途中でゴロゴロ、トイレを探すのが日課になっているという人は、乳酸菌を始めてみましょう。

乳酸菌は毎日続けないと意味がありません。ヨーグルトを買ってもすぐに食べ忘れてしまったり、買い忘れてしまう人はサプリメントがおすすめです。