「性行為の際に精液を飲むと下痢をする」という声を耳にすることがありますが、これは精液に含まれる物質と、性行為そのものが原因と考えられます。

まず前者についてですが、精液にはプロスタグランジンという物質が含まれています。プロスタグランジンには沢山の働きがあるのですが、そのうちのひとつに子宮を収縮させる働きがあります。

この時に一緒に腸も収縮され、下痢になってしまうことがあります。人によってはほとんど腸が反応しないこともあるため、精液を飲んでも平気な人もいれば、必ずひどい下痢になってしまう人もいます。

プロスタグランジンは精液だけでなく、生理の時にも分泌されます。生理になると下痢しやすくなりますが、これもプロスタグランジンの効果です。

生理の時に必ず下痢になる方や、普段からお腹が弱い方は腸が反応しやすいので、精液を飲み込むのはやめたほうが良いでしょう。

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そもそも精液を飲む行為自体あまり良いことではありません。大腸菌を一緒に飲み込んでしまうこともあり、感染性胃腸炎などの原因になる可能性もあります。

前後の性行為が原因になることもある

精液を飲んですぐに下痢になるという場合は、精液以外が原因となっている可能性が高いです。

プロスタグランジンの効果で下痢をするのであれば、精液を飲んで少し時間が経ってからなので、すぐに下痢をする場合は性行為そのものが原因になっているかもしれません。

性行為は少なからず内蔵が圧迫されるので、腸も刺激されます。セックスの後に腹痛や下痢を引き起こす方は少なくなく、行為の後は必ずお腹を壊すという人もいます。

一時的な痛みであればあまり問題視しなくても良いのですが、痛みが続いたり、毎回のように下痢が続くのであれば別の病気の可能性もありますので、一度検査を受けてみてください。

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裸になるので冷えやすいのも原因のひとつですね。行為の後は身体をしっかり温めましょう。

お腹が冷えると下痢になる理由と正しい対処法

性病でも下痢になることがある

あまり聞き慣れないかもしれませんが、性病で下痢の症状が現れることもあります。

HIVやB型肝炎など重い病気が隠れていることもあります。主な症状は熱や倦怠感、下痢といった風邪によく似た症状です。ただ、このような病気が原因で下痢が起きている場合、他にも目立った症状が出ているはずです。

また、オーラルセックスであれば性病にならないと思っている方もいるようですが、性病になることもあるので注意してください。

 

善玉菌を増やして下痢を改善する

慢性的な下痢の主な原因は、ストレスや生活習慣の乱れによって起きた腸内バランスの悪化です。下痢を改善するには、腸内環境の改善が欠かせません。

乳酸菌は善玉菌のエサになり、悪玉菌を抑制します。普段からストレスを感じていたり、通勤や通学途中でゴロゴロ、トイレを探すのが日課になっているという人は、乳酸菌を始めてみましょう。

乳酸菌は毎日続けないと意味がありません。ヨーグルトを買ってもすぐに食べ忘れてしまったり、買い忘れてしまう人はサプリメントがおすすめです。